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紫外線とシワ
紫外線による日焼け:シワの原因
シワも日焼けから引き起こされるなんて!
皮膚の老化現象のひとつであるシワは、
皮膚のへこんだ溝の部分が、年とともに一定の方向性を持ち、
だんだん顔全体に拡がっていくものです。
しかしこれに加えて、違うプロセスを経て増えていくシワがあります。
太陽光により日焼けを繰り返していくうちに皮膚が老化していくこの変化を、
「光老化」と呼びます。
シワは真皮の変化が原因で生じます。
真皮は、皮膚の弾力を保つ膠原線維(コラーゲン)、弾力線維(エラスチン)、
その間を埋める基質(代表的なものはヒアルロン酸)殻できています。

皮膚の弾力と張りは、コラーゲンとエラスチンによって大きく左右されるのですが、
紫外線があたるとコラーゲン線維が小さく切断され、エラスチンが変性してしまいます。
このため、皮膚が弾力を失ってたるみ、ひだができてシワになってしまうのです。
なんと太陽光の紫外線を数分間浴びただけで、
数時間後には皮膚のコラーゲンを小さくきる酵素が作られ始めるのです。
この酵素はコラゲナーゼといいます。
特に太陽紫外線を長年にわたって浴び続けた皮膚では、
コラゲナーゼによってコラーゲンが小さく切られた状態になっています。
子供の頃にはつぎつぎと新しいコラーゲンやエラスチンを作る能力がありますから、
目立つシワにはならないのですが、
年をとると新しい線維を作る能力が衰えてくるので、
傷ついた線維が残り、シワとして蓄積されると考えられるのです。